学問のすすめ

 私のクラスでは毎朝朝の会で、ルールブックを唱えたり、偉人の言葉や四字熟語、ことわざ調べをしてその内容を発表したりしていました。

 

 朝の会か音読で、福沢諭吉の「学問のすすめ」をクラスのみんなと共有したいと思っていたけれどできなかったので、改めてこの休校期間中に、1日1文紹介していきたいと思いました。齋藤孝さんの「こども『学問のすすめ』」を参考に、紹介していきます。

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 はじめに、福沢諭吉について。

 

 福沢諭吉は、一万円札になっている人です。

諭吉先生は、江戸時代のおわりころから明治時代にかけて活躍しました。

 

 ヨーロッパやアメリカに何度もわたり、西洋の文明を勉強していく中で、日本が世界の国々と対等に付き合うためには、日本人のものの考え方や姿勢をかえなければいけないと考えるようになりました。

 

 諭吉先生の頭の中にいつもあったのは、「独立」だそうです。日本が自分の足にたって独立し、対等な立場で外国とどんどん付き合っていって、他の国の独立までたすけられるようになれば、日本はきっと素晴らしい国になるというのが、諭吉先生の伝えたかったことだそうです。そのため、諭吉先生は今の慶應義塾大学をつくったり、たくさんの本を書いたりして、日本の教育のために力をつくしました。