吉田松陰の言葉①

 私が初めて担任をした子供たちは5年生でした。その子供たちは、吉田松陰先生の言葉をよく覚えていました。その理由は、子供たちの4年生の時の担任の先生が、吉田松陰先生の言葉を何度も唱えさせていたからだそうです。

 

 山口県に行った時、松蔭先生の言葉というメモ帳を買いました。歴史の授業で、吉田松陰を紹介したときに、クラスの子供たちにそのメモを1枚ずつプレゼントしました。メモは全部で24種類。24つの松蔭先生の言葉があります。

 

 松蔭先生の言葉もあわせて紹介していきたいと思います。

 

 「至誠にして動かざる者 未だ之れあらざるなり」

 

 読み方

 「しせいにしてうごかざるもの いまだこれあらざるなり」

 

 意味

 まごころを尽くして人の心を動かさないものは、今だかってないのである。

「学問のすすめ」①

 

「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」といへり

 

今のことばでいうと

「天は人の上にも下にも人をつくらなかった」といわれている。人はみな平等なんだ。

 

→人はみな平等です。だから人を差別してはいけません。

 

「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」は、「学問のすすめ」の中でも1番有名な言葉です。 

finally

 好きな人の影響で、絵を見たり美術館に行ったりすることが好きになりました。20代の海外旅行は、好きになった画家さんの絵画をとにかく観る旅を多くしていました。おかげで、お土産はポストカードばかりです。あと、旅先からよく甥っ子に手紙を出していたので、その国のポストカードもお土産で買っていました。

 

 そんなたくさんのポストカードを整理したいとIKEAでこんなものを買っていましたが、なかなか整理できずにいました。

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 今日こそは!とポストカードを整理して、ついに完成させました。

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 時計回りに

 アメリカ🇺🇸NY🗽

 ニュージーランド🇳🇿ワイトモ洞窟

 イタリア🇮🇹ベネチア

 インド🇮🇳バラナシ

 オーストリア🇦🇹ウィーン

 ベトナム🇻🇳ホイアン

 オランダ🇳🇱アムステルダム

 真ん中

 オーストラリア🇦🇺グレートバリアリーフ

 

 まだ入りきらなかったポストカードがあるので、また別のものを買って作りたいです。

 

 それから、もう1つ。フランスとオーストリアに行った時に買ったカレンダー。大好きなクリムトと好きな人が好きだったロートレック。絵が素敵でなかなか捨てられなかったもの。

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 中の好きな絵だけ切り取って、コラージュしました。

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 クリムトの絵はまだ使わず、ミュシャの絵を使い、ミュシャロートレックのコラボにしました。

 

 ずっとやりたいと思っていたことをやり遂げると達成感があります。まだまだ続く断捨離のモチベーションがこれで保てそうです。 

クローゼットの中から

 今週も断捨離です。今日はようやくクローゼットの中まできました。私なりに断捨離しているのですが、母には「これだけ?」と言われ、ガッカリされています。たしかに、母からしたらガラクタばかりかもしれないけれど、私にとってはどれにも思い出や心があって、なかなか捨てられないものばかりなのです。

 

 クローゼットの中に、今まで旅行に行って買ってきたお土産を1つの紙袋にいれていました。

 

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 今日はこの中を整理しました。すると、こんなものが。

 

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 はじめはビールかと疑いました。なぜなら、外国に行くたびに、ビールが好きな私は、その国のビールをお土産で買うことにハマっていたことがあったからです。バックパックで旅行するようになってから、あまり買わなくなりましたが、、、でも、手に取ってみても、液体物が入っている感じがしない。でも、ガラスっぽい、、、

 

 恐る恐る開けてみると

 

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 ん?どこかでみたことのある柄だ!

 

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 思い出しました!モロッコ🇲🇦に行ったとき、帰りの空港で、何だか爆買いしたグラスでした!お土産用にと思って買っておいたのですが、結局渡せずに2年も経ってしまいました、、、実家を離れ、暮らすときが来たら使いたいと思います笑

唯一の楽しみ

 緊急事態宣言の発表から、さらに外出自粛要請が高まり、通っていたホットヨガピラティスも臨時休館となりました。

 

 私は一昨年から、大学時代の友人と趣味で韓国語を始め、韓国語の教室に週1回通っています。先週のレッスンは、緊急事態宣言もあったので、お休みさせていただき、先生にリモート授業ができないか相談させてもらいました。すると、先生が次回からリモート授業ができるとのことで、昨日初めてリモート授業が行われました。ここのところ、職場や家族以外とは会っていなかったので、友人や先生とのレッスンがとても楽しみで仕方ありませんでした。

 

 レッスンの時間になると、LINEのグループ通話が開始され、リモート授業が始まりました。

 

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※写真の編集上、怪しい人になっていますが、決して怪しい人ではありません。

 

 普段LINEのビデオ通話を使用しないので、スタンプでマスクをつけられたり、涙を流したりできるのを初めて知りました。意外にも音声も映像もクリアで、1時間の授業はあっという間でした。外出ができない今、週に1回の1時間の韓国語のレッスンが唯一の楽しみです。

 

 韓国語のレッスンが終わったあと、友人とLINEのビデオ通話のスタンプで大笑いしました。最近はテレビをつけてもコロナのニュースばかりで、あまり大笑いすることがなかったのですが、腹がよじれるほど大笑いしました。

最近大笑いしていない人にはオススメです。ただし、面白がって相手を傷つけるようなことを言ったり、写真を撮って拡散したりするのはやめましょう!

 

 6-3のみんなとリモートで再会できないかなと考えた日でもありました☻

学問のすすめ

 私のクラスでは毎朝朝の会で、ルールブックを唱えたり、偉人の言葉や四字熟語、ことわざ調べをしてその内容を発表したりしていました。

 

 朝の会か音読で、福沢諭吉の「学問のすすめ」をクラスのみんなと共有したいと思っていたけれどできなかったので、改めてこの休校期間中に、1日1文紹介していきたいと思いました。齋藤孝さんの「こども『学問のすすめ』」を参考に、紹介していきます。

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 はじめに、福沢諭吉について。

 

 福沢諭吉は、一万円札になっている人です。

諭吉先生は、江戸時代のおわりころから明治時代にかけて活躍しました。

 

 ヨーロッパやアメリカに何度もわたり、西洋の文明を勉強していく中で、日本が世界の国々と対等に付き合うためには、日本人のものの考え方や姿勢をかえなければいけないと考えるようになりました。

 

 諭吉先生の頭の中にいつもあったのは、「独立」だそうです。日本が自分の足にたって独立し、対等な立場で外国とどんどん付き合っていって、他の国の独立までたすけられるようになれば、日本はきっと素晴らしい国になるというのが、諭吉先生の伝えたかったことだそうです。そのため、諭吉先生は今の慶應義塾大学をつくったり、たくさんの本を書いたりして、日本の教育のために力をつくしました。

見える努力の証拠

 断捨離をする中で、毎年捨てられないものがあります。それは、中学生時代に毎日取り組んでいた家庭学習ノートです。中学2年生の時に担任の先生にすすめられて始めました。1日1ページ、家庭学習をノートにするというものです。

 

 毎日提出すると、先生はノートの表紙の端にシールを貼ってくれ、ときには季節やイベントに関するかわいいシールを貼ってくれました。また、一言コメントも書いてくれました。

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 少しでもやる気が出るように、ノートの表紙にはいつも自分の好きなキャラクターのシールや雑誌におまけでついているブランドのシールを貼って、家庭学習ノートに前向きに取り組めるように工夫もしていました。

 

 中学3年生のときに、担任の先生が変わりましたが、私は毎日家庭学習ノートを続け、提出しました。

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 中学3年生のときの担任の先生も、提出すると一言コメントを書いてくれる先生でした。また、ノートを使い終わると、必ず背表紙に日付とコメントを書いてくれ、私はこの言葉が励みになりました。


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試験前には1日で1冊使い終わったときもありました。


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見えない努力をいつも先生は誰にも言わずに、たくさんほめてくれて認めてくれました。だから、先生になった今、私も努力するお友達を全力で応援しています。先生が私にしてくれたように、私もお友達にしてあげたいからです。私も子供たちの自学ノートに、シールを貼ったり、コメントを書いたりしていたのは、このことからです。

 

 中学2年生の1年間取り組んだノートが9冊。

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 中学3年生の1年間取り組んだノートが19冊。

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 積み重ねてみると、缶1つ分の高さになりました。

 

 そして2年間分。

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 リングノートは、中学2年生の時の担任の先生が最後にプレゼントしてくれたノートです。そのノートは中学3年生の初めに使ったノートです。

 

 この19冊のノートは約20年経った今も捨てられずにいます。ときどきこのノートを見返して、このときこんなに努力できたのだから、今の私にも努力できると、初心に戻ることができるからです。そして、このノートを見ると、自分が努力してきたことは、嘘ではないと信じることができるのです。

 

 みんなも今日から始めてみませんか?